徘徊対策のために鍵を取り付けよう。

k_089もし家族の中に認知症の方がいらっしゃる場合には、毎日付きっ切りの世話をしなくてはならなくなります。

それだけでも家族には大きな負担になってきますが、もし認知症の影響で徘徊をするようになってしまうと、夜も心配になって寝れなくなってしまうことが多いようです。

なぜなら徘徊する認知症の多くは、家族が寝静まった深夜に家を出て、近所を、もしくは想像できないようなところに出かけてしまうからです。

https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031700370/

徘徊に出てしまうと、夜遅くにその家族を探しにいかなければなりませんし、すぐに見つからないときは警察に手助けをしてもらう必要もあります。
また、交通事故の心配も出てきます。

そこで、最近では専用の鍵で内側と外側から鍵かけれる 徘徊防止対策をすることが出来ます。

通常、鍵というのは部屋の外からは鍵を使って開け閉めするのに対し、室内側はサムターン(つまみ)のみで簡単に開け閉めが出来るようになっています。

しかし徘徊を防ぐための専用の鍵は、サムターンを取り外しして室内から開けれないようにしたり、もしくは室内からの開け閉めもサムターンでなくて鍵を用いるようにするものです。

それによって、室内から鍵を開けて家の外に出ることが出来なくなります。

http://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10354000/1567/1567.html

また、この鍵を取り付けることによって、「いつ認知症の家族が家を出て徘徊するのか」と心配することが減り、家族の全員が夜に見張ること無く眠ることが出来るようになるというメリットがあります。k_007